山形大学(YU)とボリビアのサン・アンドレス大学(UMSA)の間で、「テクノロジーで社会の問題を解決」というテーマのもと、4週間のオンラインプログラムが行われました。両大学からそれぞれ10名の学生が参加し、5つのグループに分かれ、テーマに取り組みました。
プログラムは、担当教員と参加学生全員が顔を合わせる3回のセッション以外は、学生が自分たちで話し合う時間を自由に決め、テーマや解決策を考えていくという自主性が求められるものとなっていました。
このプログラムの目的は、国際交流や文化交流を促進し、英語力を向上させながら、コミュニケーション能力やプレゼンテーション能力、自立学習、チームワーク、批判的思考、創造性、時間管理などを身につけることにありました。
セッション1で、各大学の生徒は自分の国や都市、大学を紹介しました。その後、学生たちはグループに分かれ、共通言語の英語を使って自己紹介をし、グループのテーマを決めました。次回のセッションまでの2週間、ソーシャルメディアを使ってのコミュニケーションがとられました。
セッション2で、各グループの進捗状況について報告しました。担当教員からのフィードバックを受けながら、各自が選んだテーマについて、引き続き取り組んでいきました。
最終回となるセッション3では、各グループが選んだ社会問題とその解決案についてプレゼンテーションを行いました。難しい課題ではありましたが、学生たちは協力し合い、さまざまな社会問題とその解決方法について考えることができました。
その後、学生たちはボリビアや日本での日常生活について教え合いました。この発表を通じて、地球の裏側の国の学生との違いや共通点を知ることができました。
フォローアップセッションでは、ボリビアの学生からのプレゼントや絵葉書を受け取り、プログラムに参加しての感想を発表しました。時差もある中、難しいテーマについて外国語でコミュニケーションをとるのは大変でしたが、プログラムに参加してよかった、地球の裏側の人たちと知り合うことができたと喜んでいました。
次回は直接UMSAを訪問できることを期待しています!