2017年10月28日(土)、『公益財団法人中島記念国際交流財団助成』 (独) 日本学生支援機構実施事業および文部科学省 
『留学生就職促進プログラム』 支援事業の一環として、「山形」の地域の特徴を学ぶべく、山形大学・東北公益大学から留学生8名が

羽黒山と西川町を訪れました。ちょうど季節は紅葉真っ盛り。バスの車窓からは素晴らしい山形の秋の景色を楽しむことができました。

出羽三山の一つと知られる羽黒山は、月山、湯殿山とともに、古くから山岳修験の山として知られています。留学生も2446段の階段を、

すれ違う方々と「こんにちは」と挨拶しながら、また時には「ほら、頑張って」と励まされながら、頂上を目指しました。途中、国宝の五重塔や、

樹齢1000年以上という杉の木には歴史の重みが感じられ、皆、圧倒されていました。昼食には山伏のように「精進」するよう、精進料理をいただきました。

午後は、西川町で地元の資源を有効活用し、産業に結び付けようと取り組んでいる大泉さんを訪ねました。
ひまわり油を作るための工程の一つである、乾燥したひまわりの種取りを体験しました。また、伐採された木を用いたペレットストーブという
暖房器具についても実際に暖められた家にお邪魔し、
説明を聞きました。これからの高齢少子化を見据えた様々な取り組みについて学ぶことができました。

普段のキャンパスライフでは味わえない山形の自然豊かな雄大さを知った一日となりました。