山形大学工学部は、2016年3月11日に台湾の国立中央大学工学院との学部間交流協定を締結しました。
国立中央大学(National Central University : 以下NCU)は、1903年に南京にその前身が創設され、
1962年に台湾桃園市に設立された総合大学です。現在、文・理・工等の8学院(学部)を有し、
学生数は約13,000人、台湾の先端工学を担う重点研究大学の一つに指定されています。
NCUとのこれまでの交流として、2012年12月に「機能高分子・有機デバイス工学国際連携プログラム」で
10数名の学生がNCUを訪問し、両校の学生が交流を深めました。また、昨年8月には、
「工学部国際連携サマープログラム」で本学部生15名がNCUを訪れ、研究室見学や学生交流を行いました。
現在、2010年~2012年にテニュアトラック助教として在籍していた劉振良(Cheng-Liang Liu)先生もNCUで活躍しています。
NCUで行われた調印式には、工学部から落合文吾副学部長、森秀晴教授ほか1名が訪れ、
国立中央大学からは田永銘院長、許副院長、賴景義副院長、劉振良助教が出席しました。
調印式に際し、両学部間の教育・研究における交流、学生の交換留学等について意見交換を行い、
両大学の紹介後、協定書へのサインが行われました。学部間交流協定が締結されたことにより、
今後、山形大学と国立中央大学との更なる交流の発展が期待されます。
◆ View 報告書 国立中央大学工学院との学部間交流 ◆