海外協定校との学生交流として毎年実施している「工学部国際連携サマープログラム」。10回目となる記念すべき今年は、平成7年(1995)に
最初に学部間協定を締結した中国吉林市の東北電力大学を主たる会場に、9月10日(日)から19 日(火)まで実施しました。
参加者は、学部2年生から博士課程前期1年生まで計10名で、ほとんどの学生が中国を訪れるのは初めての経験でした。
期間中は、中国の学生のキャンパスライフを体験すべく、大学内にある寮に滞在し、工学部の講義を受講したり、留学生用に用意された太極剣の
授業や中国語の授業にモンゴルやコンゴの学生と一緒に参加したりしました。
また、本学の学生からは山形大学講座と称した山大や日本文化についての紹介を英語で行いました。当日は、多くの学生さんが集まり、
熱心に聞き入ってくれました。さらに、市内にある建築資材を製造する中国企業2社の見学も行いました。18日(月)には、長春市にある
協定校吉林大学を訪問し、恵まれた環境の中、研究や勉学に勤しむ学生の生活を知りました。10日間の短い中国滞在でしたが、
様々な体験を通して、参加学生にはたくましく成長した様子がうかがえました。